海外で契約する際に気をつけておきたいこと

旅行するのとは違い、海外で生活をするには様々な準備が必要です。
今回は海外で物件の契約をする場合に気をつけてほしい点についてご紹介いたします。

米国銀行の口座は作っておく

アメリカ到着後に契約をされる方もいらっしゃるかと思いますが、その場合はすぐに初期の契約金が必要です。

事前にまとまったお金を米国銀行のアカウントを作って入れておきましょう。

日本の三菱UFJと米国のユニオンバンクが提携しているので、日本にいる時からも口座を作ることができます。

三菱UFJ銀行では、米国駐在員方向けのプログラムを提供しています。銀行口座について日本語でやりとりができたり、米国到着後すぐにカードで現金が引き出せたりするなど、様々なサービスがあります。

三菱UFJ銀行 海外口座ご紹介サービス《パシフィックリム・カンパニーベネフィット・プログラム》

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/prcb/index.html

初期費用として支払うもの

契約の際の初期費用は家主により多少異なりますが、主に以下の3点が初期費用としてかかります。

1.セキュリティデポジット・・・1ヶ月の家賃

退去後、清掃費、ダメージの箇所の修理費用を差し引いた後、残金が小切手で返金されます。(もしくは銀行振り込みも可。)

小切手の場合は弊社が責任を持ってお客様の銀行口座に入金をいたします。

※返金はご退去後、21日後と決められているためお客様がご帰国後となります。

銀行口座はクローズしないでおいてください。

日本にご帰国後、返金を確認してから口座をオンラインでクローズできます。

2.入居月の日割りの家賃 

注意点としては、入居日が15日以降の場合は次の月のまるまる1ヶ月分のお家賃+その月の日割りになります。

3.契約満期の最終月の家賃

先に最終月の家賃を支払います。
そのため、退去する月は支払いをしないで退去することになります。

以上、1+2+3の合計額が通常の初期費用となります。
最終月の家賃が含まれるので初期費用は高めとなります。

現地で契約する際の注意点

初期費用の支払いはクレジットカードは使用できません。
キャッシャーズチェックという銀行が発行する小切手で支払うのが一般的なので、こちらの準備が必要になります。

キャッシャーズチェックは1枚あたり10ドル程度の手数料で、口座のある銀行でつくってもらえますがかかります。
口座を開設していないと作れませんので、契約する前には必ず口座を開設するようにしてくださいね。

まとめ

1.米国銀行の口座を作る
2.初期費用としてある程度の金額を口座に入れておく
3.キャッシャーズチェックを用意する

家探しと同時にこちらの準備も進めておくと、物件が決まってからの進行がスムーズになります。
今回ご紹介した内容を頭に入れて、物件探しをしてくださいね。